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ローズマリー

2012年10月13日   ガーデン
こんにちは。
blogマスターの nao です。

台風の季節も去り、爽やかな青空が広がる、秋まっただ中です。
izumoden浜松にはそこかしこに緑が広がるガーデンが配されていますが、昨日メンテナンスに見て回ったのが「聖クリストファーズチャペル」「カルティエ・クリスタル」の2式場に面するアッサンブラージュ高町の花壇です。

ここにはハーブのローズマリーがぎっしりと植え込まれているのですが、今可憐な花を咲かせています。

ローズマリー

コンパクトデジカメのマクロ機能で撮っているので大きく見えますが、実際にはひとつひとつが5mm程度の可愛らしい花の集合です。

ローズマリーはシソ科のハーブで、肉厚の棒状の葉を指でこすっただけで甘い香りが鼻腔中を漂います。
イタリアンでは定番のハーブで、鶏肉や豚肉のローストなどに使うととても食欲をそそるイタリアンが出来上がります。我が家でも時々オーブンで魚を丸ごと焼いてみたり、オーブントースターでチキンを焼いたりで活用しています。

ポテトに塩胡椒とローズマリーを絡めただけの「ローズマリーポテト」もすごく美味しいんです。

10月になって涼しくなってきましたが、ローズマリーには虫たちも集まってきます。

ローズマリー

これは花の間をホバーリングしている小さなハナアブ、「ヒラタアブ」の一種だと思われます。
胴体の濃い黄色と黒のストライプからミツバチやスズメバチを想像させる一種の擬態ですが、ミツバチよりもずっと小さいので間違えることはありませんし、毒も持っていない無害な昆虫です。

私が初めて「ローズマリー」を知ったのは中学のころ。
あのサイモン&ガーファンクルの名曲「スカボローフェア」の歌詞の中です。
「縫い目のない麻のシャツを作る」とか「海と塩水の間に1エーカーの土地を探す」とか、無理難題のような謎掛けの歌詞の間に「Parsley, sage, rosmary and thyme....(パセリ、セージ、ローズマリーとタイム)」という呪文(?)が入るんですよね。



生粋のニューヨーカーの彼らが、古いイギリス民謡を元に作り上げた英国情緒たっぷりのこの曲は、ガーファンクルが歌うオリジナルの民謡部分の間に戦争の悲惨さを表したと思われる"canticle(詠唱)"と呼ばれるフレーズが挿入され、独特の世界観を醸し出していました。
その時に知った「ローズマリー」に何年も経ってから初めてふれた時、あの世界観が甦りました。そんなエキゾチックで甘い香りなんです。

ローズマリー

ガーデンいっぱいのローズマリーを見て、その香りを楽しんでみませんか?

izumoden浜松では、毎週ブライダルフェアを開催しています。

現在は、その名も「87プラン(はなプラン)」が大好評。

こちらが
フェア日程】です。

お待ちしておりますよ。


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